2026年1月03日
2026年、あけましておめでとうございます。
年始から穏やかな晴天が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私が米国留学中に内視鏡フェローとして共に研鑽を積んだ Jason Huang先生 が、日本の正月に“夏休み”を利用してオーストラリアから来日され、久しぶりに意見交換を行いました。
当時は UCアーバインメディカルセンター で終日、内視鏡診療に向き合った仲間です。
現在Jasonは、大学病院とクリニックを掛け持ちし、朝6時(!)から夕方まで内視鏡検査・治療を行うという非常にハードな日常を送っているそうです。
特に印象的だったのは、内視鏡診断にAI(人工知能)を積極的に取り入れているという話でした。
「Jasonほどの実力があれば、AIは必要ないのでは?」と冗談半分で聞いたところ、
「自分が疲れているときこそ、AIが役立つ」との答えが返ってきました。
内視鏡医の集中力や診断精度を支える技術として、AIの重要性を改めて実感しました。
さらに、
・超音波内視鏡(EUS)ガイド下肝生検の現状
・内視鏡による減量治療(内視鏡的肥満治療)
・海外におけるフェロー教育の考え方
・日本とオーストラリアの保険診療制度の違い
など、幅広いテーマについて深い意見交換ができ、非常に刺激的な時間となりました。
留学当時2歳だったJasonの娘さんが、すでに中学生になったと聞き、彼が口にした “Time flies(時が経つのは本当に早い)” という言葉が強く心に残りました。
日々の診療に追われる中でも、時に流されるのではなく、1日1日を大切に、少しずつでも成長する。それを、2026年の私自身のテーマとして、今年も内視鏡診療に真摯に向き合っていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
