胃内視鏡検査（胃カメラ）とは

胃内視鏡検査（胃カメラ）は、口や鼻から細くやわらかいカメラを挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察する検査です。
胃がん・胃潰瘍・逆流性食道炎・慢性胃炎（ピロリ菌感染）など、さまざまな病気の早期発見に役立ちます。

当院では、経鼻内視鏡（鼻からの胃内視鏡）と経口内視鏡（口からの胃内視鏡）の両方に対応しています。患者様一人ひとりの状態やご希望に合わせて、より負担の少ない方法を選択いただけます。

検査中の苦痛をできる限り軽減するため、内視鏡専門医が丁寧でやさしい操作を心がけ、積極的に鎮静剤を使用しています。これにより、「ほとんど苦しくなかった」「眠っている間に終わった」と感じる方も多く、リラックスして検査を受けていただけます。

また、患者様の動きや緊張が少ないことで、より精密で正確な観察が可能となり、病気の早期発見・診断に役立っています。

当院の胃内視鏡検査の特徴

• 日米の大学病院で研鑽を積んだ消化器内視鏡専門医が担当高度な専門知識と豊富な経験をもとに、一人ひとりに丁寧な検査を行います。
• 鎮静剤・鎮痛剤を使用し、苦痛の少ない検査を実現「眠っている間に終わった」と感じる方も多く、内視鏡が初めての方も安心して受けられます。
• 最新鋭の内視鏡システムを導入微細な病変も見逃さず、早期発見・早期治療につなげます。
• 超音波内視鏡検査・大腸内視鏡との同日検査も対応可能忙しい方にも配慮し、身体への負担を最小限に抑えた検査プランをご提案します。
• 胃内視鏡検査と同時に、ピロリ菌の精密検査が可能胃内視鏡検査の際に採取した胃液を使って、ピロリ菌のPCR検査を行うことができます。
• 土日も検査可能で通院しやすい平日が難しい方にもご利用いただきやすいよう、土日も検査枠をご用意しています。

苦痛に配慮した胃内視鏡検査の取り組み

病気を早期に見つけるためには、一度きりではなく、定期的に内視鏡検査を受けていただくことが大切です。

しかし、「検査がつらかった」という経験から次回の検査をためらってしまうと、早期発見のチャンスを逃してしまう可能性もあります。
そこで当院では、できる限り苦痛を感じずに受けていただける内視鏡検査を心がけています。

• 鎮静剤や鎮痛剤の使用経験が豊富な医師が、患者様一人ひとりの状態を見ながら適切にお薬を調整します。
• 検査中は、血圧・脈拍・血中酸素などをしっかりモニタリングし、安全面にも十分配慮しています。

初めての方も、不安のある方も、安心して検査を受けていただける環境を整えています。
ご不明な点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

胃内視鏡検査でわかる代表的な疾患

胃内視鏡検査はこのような方にお勧めです

• 胃が痛む
• 胃がもたれる
• ピロリ菌を指摘された
• 萎縮性胃炎がある
• 吐血をした
• 便が黒い
• 胸焼けがある
• 食事が胸につかえる
• 食欲がなく、体重が減っている

胃内視鏡検査の流れ

胃内視鏡検査後の注意事項

• のどの麻酔を使用しているため、検査後1時間は飲食を控えてください。麻酔が効いている間に飲食をすると、誤って食べ物や飲み物が気管に入ってしまう恐れがあります。
• 鎮静剤を使用された方は、検査当日は車・バイク・自転車の運転はお控えください。眠気や判断力の低下が続く可能性があるため、検査後24時間は運転を避けてください。
• 組織を採取した（生検を行った）方は、出血予防のため当日の飲酒はお控えください。また、激しい運動やサウナ、長時間の入浴も避けて、軽めのシャワーでお過ごしください。
• 食事の制限は特にありませんが、消化の良いものをゆっくりと召し上がるようにしてください。胃に負担をかけないように、脂っこいものや刺激の強いものはできるだけ控えていただくと安心です。

胃内視鏡検査の費用

（*）全て税込です
（*）上記費用に診察料、薬剤料などが別途かかります