大腸内視鏡検査は、肛門から細くて柔らかい内視鏡を挿入し、大腸の中を直接観察する検査です。おしりから大腸の一番奥(盲腸)まで内視鏡を進めながら、腸の内側に異常がないかを丁寧に確認していきます。内視鏡の先端には高性能な小型カメラがついており、ポリープや炎症、がんなどの病気を早期に発見するための大切な検査です。
近年、日本でも食生活の変化などにより大腸がんの患者様が増加しています。
初期の大腸がんは症状がほとんどないことが多いため、定期的な検査による早期発見が非常に重要です。
また、大腸がんの多くは、もともと良性のポリープから始まると言われています。大腸内視鏡検査では、検査中にポリープを見つけた場合、その場で切除することも可能です。これにより、大腸がんの予防にもつながります。