超音波内視鏡(EUS)検査とは、膵臓や胆道を詳しく調べるための精密検査です。
先端に小さな超音波装置(エコー)が付いた内視鏡を口から挿入し、胃や十二指腸の壁を通して膵臓・胆のう・胆管・肝臓などを詳しく観察します。
体の外から行う一般的な超音波検査と比べて、観察したい臓器により近い場所から超音波を当てることができるため、画像が非常に鮮明で詳しく見ることができます。
超音波内視鏡(EUS)|膵臓・膵嚢胞を詳しく調べる検査
EUS(超音波内視鏡)は、膵臓や胆道を詳しく調べることができる精密検査です。
通常の画像検査にはない、次のような特徴があります。
☑ 膵臓を胃や十二指腸の内側から観察できるため、膵嚢胞(IPMNなど)や膵管拡張、小さな膵腫瘍を詳しく評価できます。
☑ CTやMRIでは見つけにくい小さな病変を発見できる可能性があります。
☑ 必要に応じてEUS-FNAによる組織診断を行うことも可能です。
☑ 健康診断や人間ドックで膵嚢胞(IPMN)を指摘された
☑ 腹部エコーやCT、MRIで膵臓の異常を指摘された
☑ 膵管拡張(膵管が太い)と言われた
☑ 腫瘍マーカー(CA19-9など)が高いと言われた
☑ 胆のう結石や胆管結石が疑われている
☑ 腹痛・背部痛・体重減少などの症状がある
☑ 家族に膵がんの方がいる
当院では膵臓疾患の診療に力を入れており、これまでに
・超音波内視鏡(EUS)年間 約430件(2025年)
・EUS累計 2,000件以上
・膵嚢胞(IPMN)フォロー 約300例
の診療実績があります。
当院では膵臓疾患の診療に力を入れており、膵嚢胞(IPMN)や膵管拡張などの精査目的で地域の医療機関からもご紹介をいただいております。

超音波内視鏡(EUS)検査とは、膵臓や胆道を詳しく調べるための精密検査です。
先端に小さな超音波装置(エコー)が付いた内視鏡を口から挿入し、胃や十二指腸の壁を通して膵臓・胆のう・胆管・肝臓などを詳しく観察します。
体の外から行う一般的な超音波検査と比べて、観察したい臓器により近い場所から超音波を当てることができるため、画像が非常に鮮明で詳しく見ることができます。

超音波内視鏡検査には、通常の画像検査にはないいくつかの特徴があります。
超音波内視鏡(EUS)は高画質な画像を得ることができるため、より正確な診断が可能です。体の奥にある膵臓や胆管、胆のうなども詳細に観察することができます。
胃や十二指腸の内側から膵臓を観察できるため、通常の腹部エコーでは見えにくい膵尾部も鮮明に評価することが可能です。
膵臓・胆のう・胆管の病気の発見にも有用で、炎症や腫瘍などの異常を早い段階で見つけられる可能性があります。
CTやMRIでは見つけにくい小さな病変でも、超音波内視鏡によって詳細に確認できることがあります。
必要に応じて、超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)を行うことも可能です。細い針で病変の一部を採取し、顕微鏡で詳しく調べることで、より正確な診断につながります。
超音波内視鏡(EUS)検査では、膵臓・胆のう・胆管を中心に、さまざまな腹部の病気を詳しく調べることができます。
膵がん、膵嚢胞(膵管内乳頭粘液性腫瘍:IPMN)、神経内分泌腫瘍、慢性膵炎など
※近年、健康診断や腹部エコーで膵嚢胞(IPMN)を指摘される方が増えており、超音波内視鏡はその詳しい評価に有用な検査です。
胆のう結石、胆のうポリープ、胆のうがん、胆のう腺筋症 など
胆管結石、胆管がん、胆管狭窄・拡張など
肝腫瘍、腎腫瘍、副腎腫瘍、腹部リンパ節腫大、腹水、食道・胃の粘膜下病変 など
※膵嚢胞(IPMN)の精密検査にも超音波内視鏡が有用です。

EUSでは、画像で病変が見つかった場合に、その正体を調べるために細胞や組織を採取する検査(EUS-FNA)を行うことがあります。
EUSでは、画像で病変が見つかった場合に、その正体を調べるために細胞や組織を採取する検査(EUS-FNA)を行うことがあります。
特に、膵臓がん、胆のう・胆管の腫瘍、リンパ節腫大、胃粘膜下腫瘍などの診断において高い診断能力を発揮します。
CTやMRIでは分かりにくい小さな病変でも評価が可能で、より早期の診断や治療につながる可能性があります。

EUS-FNAは比較的安全な検査ですが、出血・腹痛・膵炎・腫瘍の播種(転移)などの合併症が起こる可能性があります。
これらの発生頻度は1〜2%未満と報告されています。
当院では極細の専用針(直径0.5mm)を使用し、安全に十分配慮して検査を行っています。
検査は日帰りで対応可能で、検査時間は約20〜30分程度です。
鎮静剤を併用するため、多くの方が「ほとんど痛みを感じなかった」とおっしゃいます。

5mmの膵神経内分泌腫瘍に対する超音波内視鏡ガイドせん刺吸引法
病気を早期に見つけるためには、一度きりではなく、必要に応じて定期的に検査を受けていただくことが大切です。
しかし、「以前の検査がつらかった」という経験から、次回の検査をためらってしまう方も少なくありません。
当院では、できる限り苦痛の少ないEUS検査を心がけています。
初めての方や不安のある方も、安心して検査を受けていただける環境を整えています。
ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

当院では膵臓・胆道疾患の診療に力を入れており、安心してEUS検査を受けていただけるよう専門性の高い診療体制を整えています。
膵腫瘍などの病変から細胞や組織を採取することで、より正確な診断につなげることが可能です。
検査予約
超音波内視鏡(EUS)検査は、外来受診・WEB予約・お電話にてご予約いただけます。
(*)・当院で一度でもEUS検査を受けられたことのある方のみ、WEB予約が可能です。
・初めて当院でEUS検査をご希望の方は、まず外来を受診していただくか、お電話にてお問い合わせください。
ご不明な点やご不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
安心して検査を受けていただけるよう、丁寧にご案内いたします。
検査前日
☑ 夕食は夜8時までにお済ませください。
胃の手術歴がある方やご高齢の方は、消化のよい食事を少量にしていただくことをおすすめします。
☑ 水・お茶などの透明な飲み物は摂取可能です。
アルコールは控えてください。
☑ 普段お飲みの薬やサプリメントは、基本的には通常どおり内服していただいて構いませんが、ご不安な場合は事前にご相談ください。
検査当日
☑ 朝食はとらずにご来院ください。
お薬は、予約時に説明された内容に従って内服してください。
☑ 水・お茶・スポーツドリンクなどの透明な飲み物は、来院直前まで摂取可能です
(ただし コーヒー・牛乳・ジュースは不可)。
☑ 大腸カメラを同時に行わない場合は、普段着のまま検査を受けていただけます。
お腹を締めつけないゆったりした服装でお越しください。汚れの目立つ服やアクセサリー類はなるべくお控えください。
(ご希望の方には検査着のご用意もありますので、看護師にお申し出ください。)
☑ 鎮静剤を使用する場合、検査後に眠気や注意力の低下が残ることがあります。
当日は自動車・バイク・自転車の運転はお控えください。
公共交通機関またはご家族の送迎をご利用ください。
検査
☑ のどの麻酔を行い、ご希望に応じて鎮静剤を使用し、リラックスした状態で検査を行います。
☑ 検査時間は通常10〜30分程度です。
☑ 必要に応じて、膵臓の腫瘍などから細胞や組織を採取し、詳しく調べることがあります
(超音波内視鏡下穿刺吸引法:EUS-FNA)。
検査後
☑ 検査後約1時間リカバリールームのベッドでお休みいただきます。
☑ ご帰宅前に担当医より検査結果をご説明いたします。
☑ 超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)を行った場合は、約2週間後に再度ご来院いただき、結果をご説明いたします。
| 保険診療 | 1割負担 | 3割負担 |
|---|---|---|
| 超音波内視鏡(観察のみ) | 2,000円前後 | 6,000円前後 |
| 超音波内視鏡下せん針吸引法(EUS-FNA) | 6,000円前後 | 18,000円前後 |
(*)全て税込です
(*)上記費用に診察料、薬剤料などが別途かかります
☑ のどの麻酔を使用しているため、検査後1時間は飲食を控えてください。
麻酔が効いている間に飲食をすると、食べ物や飲み物が誤って気管に入る恐れがあります。
☑ 鎮静剤を使用された方は、検査当日の車・バイク・自転車の運転はお控えください。
眠気や判断力の低下が残る可能性があるため、検査後24時間は運転を避けてください。
☑ 細胞や組織を採取した方(EUS-FNA)は、出血予防のため当日の飲酒は控えてください。
また、激しい運動やサウナ、長時間の入浴は避け、軽めのシャワー程度にしてください。
☑ 食事の制限は特にありませんが、消化のよいものをゆっくり召し上がってください。
脂っこいものや刺激の強い食事は、当日はできるだけ控えていただくと安心です。
☑ 腹痛・発熱・黒い便など気になる症状がある場合は、当院までご連絡ください。
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