当院では「日本超音波医学会の認定超音波検査士」が検査を行います。お気軽に医師にご相談ください。
病気の早期発見のために超音波(エコー)検査をおすすめします。
ULTRASONOGRAPHY INSPECTION
当院では「日本超音波医学会の認定超音波検査士」が検査を行います。お気軽に医師にご相談ください。
病気の早期発見のために超音波(エコー)検査をおすすめします。
超音波を手のひらサイズの機械から体内に送り、その反射波から臓器の大きさや形状などを調べる検査です。悪性腫瘍(すい臓がんなど)から動脈硬化まで、幅広い病気の発見につながります。
超音波検査は音を利用した検査ですので、放射線による被ばくなどはなく体に影響はありません。
妊婦さんの定期検診(お腹の中の赤ちゃん)に用いられるように、繰り返し検査を行っても支障ありません。
脳梗塞の原因になる血栓になり得ます。大きさや性状によっては治療も必要となります。
肝臓に中性脂肪がたまった状態です。メタボリックシンドロームに合併しやすく、放置すると肝炎などを引き起こす場合があります。腹部エコー検査において、脂肪が沈着した肝臓は正常肝臓よりも白く描出されます。肝臓と腎臓の濃淡の差(肝腎コントラスト)を脂肪肝の度合いの参考基準にします。
腹部大動脈瘤の有無
※多くの場合はれるするまでは自覚症状がない場合が多い
大動脈内腔が病的に拡張(役1、5倍以上)した状態を言い、腹部エコーで簡単に見つけることができます。
腹部大動脈は破裂による出血多量で急速にショック状態に陥り、死に至ることもあります。破裂を予防する低侵襲カテーテル治療などがあります。
前立腺肥大症の度合い→前立腺の体積を計測します。
※エコー検査で前立腺ガンの確定診断をすることはできません。
前立腺肥大症の頻度は年齢とともに高くなり、約50歳からより増加します。そのすべての方が治療を必要とする症状を伴うわけではありません。前立腺の肥大と排尿症状を伴い、治療を必要とする、いわゆる前立腺症の頻度は、その41/4程度といわれています。
文字どおり「動脈が硬くなる」ことです。動脈が硬くなると、その特性であるしなやかさが失われるため、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞などになる可能性が高いと言われています。
動脈が進行するとプラークができやすくなります。また、プラークが血管を狭くしたり、剥がれて細い血管を詰まらせることがあります。頸動脈エコーでは、とくにの脳梗塞の危険性を事前に知ることができます。
甲状腺の病気は大きくホルモン異常と腫瘍の二つに分けられます。
バセドウ病(甲状腺機能亢進)、橋本病(甲状腺機能低下)など
乳腺内しこりの有無(乳がん・その他の良性腫瘍)、乳腺炎の有無
乳がんは、発見時の大きさが小さいほど脂肪の確率が低くなります。
また、早期発見することで手術時に乳房を温存できるなど、今までと同じような生活を続けることができます。
しこりの大きさ | 10年生存率* |
---|---|
2cm以下 | 89.1% |
2cmを超え5cm以下 | 78.6% |
5cmを超える | 58.7% |
*10年生存率;診断から10年経過後に生存している比率
下肢動脈のつまり具合(閉塞性動脈硬化症)
足の血管の動脈硬化が進み、血管が細くなったりつまったりして充分な血流が保てなくなる病気です。そのため、血流の流れが悪くなり、歩行時に足のしびれ、痛み、冷たさを感じます。さらに進行すると、安静時にも症状が現れることがあります。
下肢のむくみ、腫れ、痛み、熱感などの症状がある方
下肢の静脈に血栓ができて血管が完全に詰まってしまうと、血液が流れなくなり、血液がたまって下肢が腫れます。血栓が何らかの原因で血管の壁からはがれて血流にのり、肺の動脈につまると胸の痛みや苦しさが出たりします。(エコノミークラス症候群)
弁膜症、心拡大、心不全、心筋梗塞、先天性の心臓病など。超音波を利用することで心臓の形態や機能をリアルタイムに評価する画像診断法です。
高血圧、不整脈、心電図異常、胸痛、心雑音、足のむくみ、息切れなど。