消化器内科・内視鏡科
- 多摩市連光寺1-8-3
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院長コラム
COLUMN
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米国消化器病学会(ACG)の機関誌であるACG Case Reports Journalよりvalued reviewer(高く評価された査読者)に認定されました(「査読」についてはこちらもご参照ください → https://miyuki-cl.com/blog/査読証明書/)。
(和訳)
辻野先生へ
ACG Case Reports Journalへの非常に高い質の査読をしていただき、編集委員会を代表して心より感謝申し上げます。当ジャーナルでは質の高い出版物を維持することに努めており、先生のような方の査読がその重要な要素となっております。編集者は各査読を評価しておりますが、先生の査読はその詳細な記述や考察の深さにおいて非常に高く評価されております。
先生の優れた査読活動が適切に評価されるよう努めております。そのため先生のお名前を当ジャーナルの高く評価された査読者として掲載させていただきます。この評価を履歴書にご記載ください。
改めて当ジャーナルへのご貢献に深く感謝申し上げます
敬具
Prateek Harne, MBBS, MD
Muhammad Nadeem Yousaf, MD
ACG Case Reports Journal編集長
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医学論文が雑誌に投稿されてからの一般的な流れは、以下の通りです。
① 論文を受理した編集部は、その論文テーマの専門家に評価してもらいます(査読)。通常、2名以上の査読者が選ばれます。
② 査読者は、投稿論文を読んで査読レポートを編集部に提出します(論文の優れた点、問題点などを指摘し、採択に値するか評価します)。
③ 編集部は、査読レポート内容を参考にして、投稿論文を採択するか決定します。
そして実は、
④ 編集部は、査読者の評価をしています。なお評価内容は査読者に知らされていません。
査読者は、投稿論文に関する過去の論文をしっかり読み直した上で、その論文に何か新しい知見があるか、内容が掲載に値するか、などを評価しなければなりません。
しかも査読の締め切りは決まっており(通常は2週間程度)、決して楽な仕事ではありません。
ちなみに査読はボランティアです。
それでも雑誌編集部より査読者に指名され、より良い論文を世に出すための初期のステップにたずさわれることは、とても貴重な経験ですし、自分の知識のブラッシュアップにも役立ちます。
今回、権威ある米国消化器病学会の機関誌編集部から、私の査読を高く評価していただいたことは、本当に光栄です。
微力ながら学術関係で貢献できるよう、これからも質の高い査読に努めていきます。
ベトナム ダナン