論文紹介:膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)の最新国際診療ガイドラインと膵がんリスクーIPMN患者さんの新しい指針 2025年1月20日 膵のう胞 2024年に膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)の新しい国際診療ガイドラインが発表されました。 最新ガイドラインでは、IPMN悪性化予測因子の改訂がおこなわれています。 このガイドラインが実臨床でどのくらい有効なのかは、今後… 続きを読む
今月の1例:総胆管結石 2025年1月13日 胆嚢・胆管 50代男性の方です。 心窩部痛を自覚したため、その翌日に当院を受診されました。 ご本人は、胃が悪いものと思っており、胃カメラを希望されておりました。 しかし、問診で心窩部痛以外の症状をうかがったところ、尿の色が濃いことが… 続きを読む
2024年の内視鏡件数 2025年1月6日 内視鏡 内視鏡件数 2024年には合計2062件の内視鏡を行わせていただきました。 前年に比べ総件数は減っていますが、超音波内視鏡検査件数は349件と過去最高でした。 超音波内視鏡検査には、埼玉・千葉・神奈川県の他、茨城… 続きを読む
膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)の新しい国際診療ガイドライン(Kyoto Guidelines) ③:悪性化の懸念される所見(Worrisome features)その2 2024年12月28日 膵のう胞 2023年に膵管内乳頭粘液性腫瘍(以下、IPMN)の国際診療ガイドラインが改定されました。 本コラムでは、IPMN悪性化の懸念される所見(Worrisome features)6〜10について解説します (「悪性化の危険… 続きを読む
今月の1例:膵充実性偽乳頭腫瘍 2024年12月27日 膵のう胞 20代女性の方です。 上腹部痛があるため、他院で腹部エコー検査を受けたところ、膵ぞうに腫瘍を認めました。 精査・加療目的に大学病院を受診し、造影腹部CTで膵頭部に腫瘍が確認されたため、超音波内視鏡検査目的に当院を紹介受診… 続きを読む
膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)の新しい国際診療ガイドライン(Kyoto Guidelines) ②:悪性化の懸念される所見(Worrisome features)その1 2024年12月1日 膵のう胞 2023年に膵管内乳頭粘液性腫瘍(以下、IPMN)の国際診療ガイドラインが改定されました。 院長コラムでは、ガイドラインのうちIPMN悪性化予測因子とIPMNの経過観察法・期間について解説しています。 IPMN悪性化予測… 続きを読む
今月の1例:膵粘液性嚢胞腫瘍(MCN) 2024年11月23日 膵のう胞 40代女性の方です。 健診の腹部エコー検査で、膵ぞうに嚢胞を指摘されたため、当院を受診しました。 腹部MRIでは、膵尾部に2cmの嚢胞を認めます。 <腹部MRI> 超音波内視鏡検査では、単房性… 続きを読む
雑誌MEN’S EXに当院が内視鏡に強いクリニックとして紹介されています 2024年11月18日 メディア 雑誌MEN’S EX冬号((株)世界文化社 2024年11月18日発売)に、当院が内視鏡に強い全国のクリニックとして紹介されました。 東京女子医科大学病院消化器内視鏡科教授の野中 康一先生が、数ある内視鏡クリニックから全… 続きを読む
膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)の新しい国際診療ガイドライン(Kyoto Guidelines) ①:悪性化の危険性が高い因子(High risk stigmata) 2024年11月4日 膵のう胞 膵管内乳頭粘液性腫瘍(以下、IPMN)は、膵のう胞の中でもっとも頻度が多い腫瘍です。https://miyuki-cl.com/blog/膵嚢胞(すいのうほう)とは?/ 2006年にIPMNの国際診療ガイドラインが初めて… 続きを読む
今月の1例:胃粘膜下腫瘍(GIST) 2024年10月25日 超音波内視鏡 80代女性の方です。 以前より胃カメラで胃粘膜下腫瘍を指摘されていました。 念のため、総合病院で再評価を受けました。 胃カメラでは胃の壁の中に半球状の腫瘍を認めます。 CTでも胃壁内に15mm… 続きを読む